こんにちは。velです。
今日は城端麦酒から発売されているはかまエールIPAを紹介したいと思います!
そもそも…城端麦酒とは? 公式HPはこちら
富山県南砺市に拠点を置くブルワリーで、2001年に醸造開始しました。代表的なビールといえばこのビール!グレートブルーとトロピカルピンクでしょうか。

え!?これビール?と思うほどの青色とピンク色のビールになります。こちらは夏限定のため今ある分がなくなれば来年までおあずけになりますね…
そのほかにもアールグレイやKaedeといったような季節ごとに変わり種のビールが登場することも一つの特徴です。
そんな中、創業当時からあるこのはかまエールIPA。私も実は飲んだことがなかったのです。正直グレートブルーやトロピカルピンクに浮気しちゃうんですよね…
このはかまエールは地元の「袴腰山」から名付けられており、どっしりとした風格があります。パッケージも重厚感ありますね!
はかまエールIPAの概要は下記のとおりです。
IPA
アルコール:6.5%
IBU:65
品目:発泡酒
原材料:麦芽、ホップ、茶葉
口にしたとたんホップの香りというより先にモルトの深みが伝わってきます!
こちらは今までのIPAとは違いモルト側に寄ったIPAですね。アルコールも6.5%あり一本で大変満足感のあるビールになります。
ちなみにビールではもちろん麦芽を使用するのですが、麦芽が担う役割とは?
■麦芽の役割
麦芽とは麦を発芽させたものになります。発芽の目的としては麦の中にある「デンプンとタンパク質」を「糖とアミノ酸」に変えるための「酵素」を麦に生成させるためです。糖は酵母により「アルコールと炭酸ガス」に分解され、アミノ酸は酵母の栄養源になるという仕組みです。
発芽した麦は水に浸しているので水分がいっぱいです。そこで麦を長期間保存できるようにするように、ビール特有の色や香りの成分を出すため熱風で乾燥させます。これを「焙燥(ばいそう)」と言います。
ビールにも黒ビールなど色が全然違う!というものがありますが、それらはこの麦芽を焦がした「色麦芽」と呼ばれるものの仕業なんです!この色麦芽によりビールの色も味も多彩なバリエーションになるというわけです!
苦味 :★★★☆☆
ジューシーさ:★★☆☆☆
香り :★★★☆☆
のどごし :★☆☆☆☆
勝手にイメージするシチュエーション
肉体労働後にこってり料理と合わせたいビール
ビール豆知識
Q.黒ビールでチョコレートの味がするものがあるけどカカオか何か使ってるの?
A.麦芽オンリーであの味が出ます!
上記にもある「色麦芽」がその役割を担ってます。一般的なビールの麦芽は約85℃で焙煎されますが「チョコレート麦芽」と呼ばれるものは約160℃で焦げる手前まで焙煎した状態のものです。この香ばしさがビターチョコのような苦さを演出してます。サンクトガーレンからバレンタインの時期にチョコレートビールも発売しているのでチェックしてみてください。